2026.08 icoi Lounge MUSIC コラム
サマーカクテルと、サマーサンバ
8月に入り、夏本番を迎えた札幌。日差しの強さはありつつも、日陰に入ったり夕方になるとサラリと爽やかな風が吹き抜けるのは、北海道の夏ならではの魅力です。この湿度が高すぎない空気感だからこそ、冷たいドリンクやグラスの中の氷の音が、いっそう心地よく感じられます。
夏のドリンクといえば「カクテル」。例えば、文豪ヘミングウェイがキューバのハバナで愛した「モヒート」は、つぶしたスペアミントとライムの瑞々しい香りで熱帯の暑さを和らげるために生まれた一杯。タヒチ語で「最高!」を意味する「マイタイ」や、ハワイの海を描いた「ブルーハワイ」など、一杯のグラスには世界各地の夏の物語や風景が込められています。
色とりどりの素材をグラスに注ぎ、氷とともに静かにかき混ぜて滑らかに冷やしていく「ステア」のひととき。味はもちろん、見た目やグラスの冷たさ、立ち上る香りまで含めて「五感で涼む」のがサマーカクテルの醍醐味です。
そんな「カクテルの色彩と涼しさ」をそのままパッケージにしたような一枚が、ブラジルのレジェンド、マルコス・ヴァーリが1983年に発表したセルフタイトル作『Marcos Valle』です。卓上にカラフルなカクテルが並び、彼自身も涼しげな青いグラスを手に掲げるジャケットが印象的な作品。
このアルバムから今月ピックアップしたいのが、「Samba De Verão」です。
1960年代に彼自身が生み出し、アメリカへ渡って「Summer Samba」の名で世界中で愛されることとなった言わずと知れたボサノヴァの超名曲。この1983年盤に収録されているのは、80年代らしい煌びやかなシンセとダンサブルなリズム、トロピカルなムードが弾けるセルフカバー・バージョンです。
原曲のしなやかなブラジリアン・リズムと、80s AORの洗練されたアレンジが静かに「ステア」されたような極上のサマー・トラック。ジャケットに並ぶ色とりどりのドリンクのように、南国チックで爽快な清涼感を運んでくれます。
タイトル通りの「Summer Samba(夏のサンバ)」。太陽にサマーカクテルの涼しげな色を透かしながら聴くのが、とっておきの夏の贅沢。
8月の札幌、日差しの眩しい午後や少し暑さが落ち着いた夕暮れ時に、この涼やかでラグジュアリーなサウンドに耳を澄ませてみてください。本州の蒸し暑さとは一味違う、北海道の夏を爽やかに楽しめます。
夏のドリンクといえば「カクテル」。例えば、文豪ヘミングウェイがキューバのハバナで愛した「モヒート」は、つぶしたスペアミントとライムの瑞々しい香りで熱帯の暑さを和らげるために生まれた一杯。タヒチ語で「最高!」を意味する「マイタイ」や、ハワイの海を描いた「ブルーハワイ」など、一杯のグラスには世界各地の夏の物語や風景が込められています。
色とりどりの素材をグラスに注ぎ、氷とともに静かにかき混ぜて滑らかに冷やしていく「ステア」のひととき。味はもちろん、見た目やグラスの冷たさ、立ち上る香りまで含めて「五感で涼む」のがサマーカクテルの醍醐味です。
そんな「カクテルの色彩と涼しさ」をそのままパッケージにしたような一枚が、ブラジルのレジェンド、マルコス・ヴァーリが1983年に発表したセルフタイトル作『Marcos Valle』です。卓上にカラフルなカクテルが並び、彼自身も涼しげな青いグラスを手に掲げるジャケットが印象的な作品。
このアルバムから今月ピックアップしたいのが、「Samba De Verão」です。
1960年代に彼自身が生み出し、アメリカへ渡って「Summer Samba」の名で世界中で愛されることとなった言わずと知れたボサノヴァの超名曲。この1983年盤に収録されているのは、80年代らしい煌びやかなシンセとダンサブルなリズム、トロピカルなムードが弾けるセルフカバー・バージョンです。
原曲のしなやかなブラジリアン・リズムと、80s AORの洗練されたアレンジが静かに「ステア」されたような極上のサマー・トラック。ジャケットに並ぶ色とりどりのドリンクのように、南国チックで爽快な清涼感を運んでくれます。
タイトル通りの「Summer Samba(夏のサンバ)」。太陽にサマーカクテルの涼しげな色を透かしながら聴くのが、とっておきの夏の贅沢。
8月の札幌、日差しの眩しい午後や少し暑さが落ち着いた夕暮れ時に、この涼やかでラグジュアリーなサウンドに耳を澄ませてみてください。本州の蒸し暑さとは一味違う、北海道の夏を爽やかに楽しめます。