miredoについて

「miredo(ミレド)」という名前は、北3条西3丁目に位置することに由来します。
「ミ(日本語の3)」、「レ(アイヌ語の3)」に加え、北海道の「道(ド)」を組み合わせた名称です。

「miredo ミレド」は、北海道初進出や新業態を含むバラエティに富んだ15店舗が集う、地下1階・1階・2階の3フロアからなる商業施設です。
平日のランチから休日のディナーまで、おいしい食事を楽しむ食卓として。友人との待ち合わせ場所や、一人で心をリセットできる空間として。忙しいオフィスワーカーには、こだわりの料理をテイクアウトで。
miredoがみなさまのお気に入りの場所になることを願っています。

緑豊かな癒しの広場
  「icoi Lounge イコイラウンジ」

旧ビルのシンボルだった2階の空中庭園が、とっておきの場所に生まれ変わりました。
赤れんが庁舎を一望する本ラウンジは、溢れるグリーンとこだわりの音響設備を備え、
ガラス全面開放時には外の空気を感じられる心地良い広場です。
緑と音に包まれる憩いの空間で、上質なひと時を。

Into The Walls / Griff
2025.06 icoi Lounge MUSIC コラム

6月という、まんなかのずれ

「2025年も、もう半分まで来たね」あるいは、
「もう半分終わっちゃうよ!」なんて、なぜか“焦り”のニュアンスが飛び交う、6月。たしかにカレンダーでいえば、1月から数えて6月はちょうどまんなか。しかもこの月には「夏至」があります。日の出から日の入りまでがいちばん長い日。2025年は6月21日です。
“昼間が一番長い日”と、“1年のちょうどまんなか”。言われてみれば、なんだかしっくりきませんか?

けれど、新年度が始まる4月を起点に考えると、6月はまだ3か月目。「半分」どころか、「はじまり」に近いとも言えるのです。季節でたどれば「春、6月、夏、秋、冬」。もし“季節のまんなか”を「夏の終わりから秋のはじめ」と捉えるなら、6月はまだその手前。「夏はこれから!」という感覚のほうが、むしろ自然かもしれません。
そう、夏至は「夏の入口」にすぎない。そこから先には、花火や、お祭りや、普段とはちょっと違う、すこし大人びた顔に出会える夏の夜が待っています。学生にとっては甘酸っぱい青春。大人にとっては、ほんの一夜だけのときめきに心が揺れる、夏の魔法。そんな「特別な時間」が、夏にはあるんです。
もしかしたら、カレンダーの“まんなか”と、季節の“まんなか”の微妙なずれこそが、これからやってくる夏に、ほんの少しの儚さを添えてくれているのかもしれません。

今月のプレイリストは全18曲。ちょうど“まんなか”あたりにセットした8曲目は、Griffの「Into The Walls」。ロンドン近郊・ワトフォード出身。中国人とジャマイカ人の両親のもとに生まれたGriffは、音楽制作ソフトを兄から借りて、11歳で音楽の世界へ足を踏み入れます。2019年、デビュー。
「疎外感」を抱えていた彼女が、それをそっと表現するためにはじめた音楽。繊細な歌詞とメロディーは、この季節の儚さに、そっと寄り添ってくれるかもしれません。

まんなかのずれに身をゆだねながら、ふと夏の入り口に心がときめく6月です。

51th

JUN2025

  1. Smells Like Me / Charlie Puth
  2. 5 Dollar Pony Rides / Mac Miller
  3. Sumthin' Sumthin' - Remastered 2021 / Maxwell
  4. Can We Talk / HALLEY
  5. Smoky Blue Berry Jam / ワタナベ・メイ
  6. Walk On the Wild Side / Lou Reed
  7. 休日 / THE CHARM PARK
  8. Love Love Love / Avalanche City
  9. Into The Walls / Griff
  10. Transcend - feat. Armi / Ovall, Up Dharma Down
  11. Seven Days in Sunny June / Jamiroquai
  12. Bloom / Troye Sivan
  13. 深呼吸 / Polaris
  14. Peaceful Place / Leon Bridges
  15. Spiritual Thang / Eric Benét
  16. EL DÍA DEL AMIGO / CA7RIEL & Paco Amoroso, CA7RIEL, Paco Amoroso
  17. Broke / Samm Henshaw
  18. LaLaLa / DEW