miredoについて

「miredo(ミレド)」という名前は、北3条西3丁目に位置することに由来します。
「ミ(日本語の3)」、「レ(アイヌ語の3)」に加え、北海道の「道(ド)」を組み合わせた名称です。

「miredo ミレド」は、北海道初進出や新業態を含むバラエティに富んだ15店舗が集う、地下1階・1階・2階の3フロアからなる商業施設です。
平日のランチから休日のディナーまで、おいしい食事を楽しむ食卓として。友人との待ち合わせ場所や、一人で心をリセットできる空間として。忙しいオフィスワーカーには、こだわりの料理をテイクアウトで。
miredoがみなさまのお気に入りの場所になることを願っています。

緑豊かな癒しの広場
  「icoi Lounge イコイラウンジ」

旧ビルのシンボルだった2階の空中庭園が、とっておきの場所に生まれ変わりました。
赤れんが庁舎を一望する本ラウンジは、溢れるグリーンとこだわりの音響設備を備え、
ガラス全面開放時には外の空気を感じられる心地良い広場です。
緑と音に包まれる憩いの空間で、上質なひと時を。

Paris In The Spring / Michel Legrand
2026.03 icoi Lounge MUSIC コラム

水の音に耳をすませば

北海道の冬はまだ深く、街のあちこちに雪が残っています。
それでも軒先から落ちる雫や、道路の端を細く流れる雪解け水の音に耳を澄ますと、確かに季節は動きはじめていることに気づきます。
凍っていたものが、わずかにほどける音。
春はいつも、そんな小さな変化から姿を見せます。
耳をすませば、あちこちから小さな水の音が重なり合っているのが聞こえてきませんか。

遠くパリを流れる、セーヌ川。
パリの春は、街を流れるセーヌ川の表情が変わる頃にも感じられると言われています。
冬の重たい色をしていた水面が、やわらかな光を映しはじめ、
川辺の木々や花々とともに景色の輪郭を少しずつ変えていく。セーヌ川の水面が光を受けて揺れる様子は、パリジャンたちにとって春の到来を告げる象徴のひとつとも言われています。

水は、季節を映します。北海道でも、パリでも。
そして川辺に光が戻るころ、パリではカフェの椅子が外へ向きはじめます。人々はテラスに腰を下ろし、やわらかな空気のなかで季節の移ろいを味わうでしょう。

今月セレクトしたのは、ミシェル・ルグラン が1959年に録音したピアノ・トリオ作品集Jazz in Paris: Paris Jazz Piano から「Paris in the Spring」。
このアルバムは1959年、パリのブランキ・スタジオで録音されたもので、まさに“パリそのもの”を感じさせる空気がそこに刻まれています。タイトルを見れば、パリの春そのもののように思える一曲。セーヌ川の光、カフェのざわめき、ゆるやかな季節の足取り。その景色が、ピアノの鍵盤の上で静かに浮かび上がってきます。

どこか記憶の中にあるような、春の風景。
もし、このコラムを北海道から遠く離れた場所で読んでいる方がいたら、今いる街の空気のなかで、ふと雪解けの水の音を思い出してもらえたら嬉しいのです。
屋根から落ちるしずく。道路の脇を流れる小さな水。まだ少し冷たい風のなかに混じる、やわらかな気配。耳をすませば、水の音があちこちから聞こえてくる季節です。

北海道にも、確かに春は近づいています。

61th

APR2026

  1. Marginalia #5 / 高木正勝
  2. Hello again / Liana Flores
  3. The Redwing / ファイスト
  4. Maria Ninguém - Ultimate Mix / ジョアン・ジルベルト
  5. You're The Top / Patricia Barber
  6. Our Day Will Come / Ruby And The Romantics
  7. Kokoke Nalu / Mike Cooper
  8. SOMETHING NEW / 高橋幸宏
  9. また会いに行くから - Verse Extended / XinU, maco marets
  10. Don't Fly Away (PNAU Remix) / エルビス・プレスリー, PNAU
  11. More Than A Woman - SG's Paradise Edit / ビー・ジーズ, SG Lewis
  12. Don't Forget Your Neighborhood / Cola Boyy, アヴァランチーズ
  13. I've Got A Crush On You / Kristin Chenoweth, Dave Koz
  14. Si tu vois ma mère - Slow / Sidney Bechet, Claude Luter et son orchestre