2026.01 icoi Lounge MUSIC コラム
北の冬から届く、光の言葉
アイスランドの大晦日に
夜の闇の中で焚かれる大きな炎「ブレナ」。
一年分の澱や古いものを燃やし、
光の方へ進むための、希望の灯りです。
2026年は、そんな炎のイメージとともに始まりました。
アイスランドは北緯およそ64度。北海道は北緯44度前後。数字だけを見れば、アイスランドの方がさらに北にありますが、北海道もまた、日本の中では最も北に位置し、アイスランドのように冬の夜が長く、寒さの厳しい土地です。朝はなかなか明るくならず、夕方はあっという間に暗くなる。 雪に包まれ、身を縮めながら過ごす時間が続きます。
それでも、この季節だからこそ、人は光を待ち、光を感じ取る感覚を研ぎ澄ませていくのかもしれません。
アイスランドには、冬至を過ぎて太陽がほんのわずか山の端から顔を出した日を祝う「太陽のコーヒー(Sólarkaffi)」という風習があります。人々が集まって、ホットケーキやパンケーキを焼いて、コーヒーを飲みながら、 数分間だけ戻ってきた光を分かち合う時間です。北海道の1月もまた、寒さの底にありながら、少しずつ、確実に日が長くなり始める季節。まだ実感はなくても、 光はもう、戻りはじめています。
今月選んだ音楽は、 Sigur Rós「Starálfur」。
凍った空気の中に、ゆっくりと差し込むような音。 冷たさとあたたかさが同時に存在する、どこか神秘的で地球的なサウンド。
遠いアイスランドの風景と、冬の北海道が、凍てつく夜の森のなかで、星空の下で静かに重なって聴こえてきます。
アイスランドの人たちが大切にしている言葉があります。
「Þetta reddast(セッタ・レッダスト)=最後には、なんとかなる」。新しい1年が、はじまりました。まだまだ白紙。不安もあるけれど、同時に可能性にも満ちています。
セッタ・レッダスト。
どうぞ、素敵な一年をお過ごしください。
夜の闇の中で焚かれる大きな炎「ブレナ」。
一年分の澱や古いものを燃やし、
光の方へ進むための、希望の灯りです。
2026年は、そんな炎のイメージとともに始まりました。
アイスランドは北緯およそ64度。北海道は北緯44度前後。数字だけを見れば、アイスランドの方がさらに北にありますが、北海道もまた、日本の中では最も北に位置し、アイスランドのように冬の夜が長く、寒さの厳しい土地です。朝はなかなか明るくならず、夕方はあっという間に暗くなる。 雪に包まれ、身を縮めながら過ごす時間が続きます。
それでも、この季節だからこそ、人は光を待ち、光を感じ取る感覚を研ぎ澄ませていくのかもしれません。
アイスランドには、冬至を過ぎて太陽がほんのわずか山の端から顔を出した日を祝う「太陽のコーヒー(Sólarkaffi)」という風習があります。人々が集まって、ホットケーキやパンケーキを焼いて、コーヒーを飲みながら、 数分間だけ戻ってきた光を分かち合う時間です。北海道の1月もまた、寒さの底にありながら、少しずつ、確実に日が長くなり始める季節。まだ実感はなくても、 光はもう、戻りはじめています。
今月選んだ音楽は、 Sigur Rós「Starálfur」。
凍った空気の中に、ゆっくりと差し込むような音。 冷たさとあたたかさが同時に存在する、どこか神秘的で地球的なサウンド。
遠いアイスランドの風景と、冬の北海道が、凍てつく夜の森のなかで、星空の下で静かに重なって聴こえてきます。
アイスランドの人たちが大切にしている言葉があります。
「Þetta reddast(セッタ・レッダスト)=最後には、なんとかなる」。新しい1年が、はじまりました。まだまだ白紙。不安もあるけれど、同時に可能性にも満ちています。
セッタ・レッダスト。
どうぞ、素敵な一年をお過ごしください。